コミュニケーション研修 マラソン・サイクリング

ばあちゃんたちに学ぶ「応援する力!」

更新日:

応援の力!志賀島金印マラソンで感じたこと

   昨日、志賀島金印マラソンという

10キロのマラソンに初参加してきました。

43回目の実施となる歴史あるマラソン大会です。

 

これまでのフルマラソン4回、ハーフマラソン2回では

自分の記録に挑戦してきましたが

今回は22年ぶりに長距離を走る妻の

サポート役での参加です。

 

今回のレースまで全く練習できなかった妻は

不安の中でのレース参加でした。

 

妻を応援しながら、志賀島の皆さんの

心のこもった応援に多くの気付きをいただきました。

 

3km地点で心が折れそうな妻を勇気づけた小学生

今回、無事に10km走り切った妻。

本当によく頑張りました。

 

しかし、3kmを過ぎた時点で

「走るの止めたい、一人ならもう止まっている」

と一言。

 

横に私がいることで

声をかけ応援する人がいることで

一緒に走る伴走者がいることで

気持ちが繋がったようです。

 

「無理せず、ゆっくりいいよ。歩こうか」

と声をかけると

「5kmまでは走り続ける。頑張る!」

自分で目標を掲げました。

 

私たち人間は弱い生き物です。

私は本当に弱い人間ですので

一人なら楽な方に行きたい。

きつい思いをしたくない。

直ぐに思います。

 

しかし、横に声をかけてくれる人

自分を心配してくれる人

応援してくれる人がいると

頑張れますよね~!!

 

妻は目標の5km地点まで

歯を食いしばって走り切りました。

そこで歩くのを止め

歩き出すかと思いきや

 

なんと!

さらに元気になり笑顔で走り続けるのでした。

 

5km地点は第一回目の給水所でした。

そこには地元の小学生たちが

給水のお手伝いをしていました。

「お水です。どうぞ!」

「こっちはスポーツドリンクです!」

「頑張って下さ~い!」

元気な応援が心地良いのです!!

 

もちろん大人の声掛けも

心強いし、元気が出ますが

小さな子ども達の応援してくれる姿は

心も身体も弱りつつあった

妻にスンゴイ元気を勇気をくれたようです!

 

最もテンションが上がったおばあちゃん5人組の応援!

子ども達に元気をもらった妻は

満開の笑顔でお礼を言うと

腕を振り

足が前に進みました。

ペースが上がりました!

 

そしてその先6km地点に

更に妻を勇気づける

凄い応援団がいました。

 

 

平均年齢80代後半?の

5人組のおばあちゃまの大声援です!

 

これまでの6km区間で

もちろん高齢者の方の応援も

ありました。

 

お一人で、または二人で

手を振り

静かに応援していただく方にも

「ありがとうございます」と私が

大声でお礼を言いながら

妻は会釈で応えるのが精いっぱいでした。

 

しかししかし!

 

人数が増えると

声も大きい

拍手も大きい

3人、4人そして

5人組となると

特に目につきやすい!

 

 

5人組おばあちゃんの

拍手と「がんばれ~」の笑顔満開の応援に

「ありがとうございます~!」と

弱った妻がハイテンションになり

飛び上がって喜び

立ち止まって

おばあちゃん軍団に駆け寄り

一人一人ハイタッチして回る姿にビックリ!

 

 

一人でも二人でも嬉しい「応援の声」が

5人になると凄いパワーになるのだと

感じた瞬間でした!

ただ5人に増えただけではなく

一生懸命に全身で応援してくれる姿

満面の笑みで応援してくれる姿

大きな声で応援してくれる姿

は5倍ではなく10倍にも20倍にも

んるんだ!と感じました!

 

「応援してるよ」の気持ちが伝わる拍手 だけ でうれしい!

「頑張れ~!」声をかけてもらうと   さら にうれしい!

満面の笑みで大きな声で「頑張れ~!」 もっと 嬉しい!

手を振り全身で「頑張れ~!」     もっともっと嬉しい!!

 

これが複数の声、まとまった数になると

凄いパワーに変わる!

凄いエネルギーを人に与えるのだと!

 

プロ野球選手がヒーローインタビューで

「ファンの皆さんの応援の声が

ホームランを打たせてくれました!」

という感想はまさにそれなんだ!

 

改めて感じ感動しました。

 

相手の存在を認める心の栄養素「ストローク」

この時、いつも新入社員研修やリーダー研修で

熱血モミアゲ講師が参加者にお伝えしている

「ストローク」を思い出しました。

 

私たち人間は身体を健康に保つために

日々多くの栄養を必要としています。

 

 

誰もが

毎日、元気に仕事をするために!

大切な家族と毎日楽しく過ごすために!

休みの日や余暇を楽しく過ごすために!

大好きな仲間と旅行や飲み会など楽しむために!

一度きりの人生を謳歌するために!

 

『バランスの良い食事や栄養』は欠かせません。

 

「身体」が栄養を必要とするように

「心」も栄養を必要とします。

 

「ストローク」とは

心理学「交流分析」で使われる

相手を思いやる言葉や態度のことで

「心の栄養」と表現されることもあります。

 

心の栄養「ストローク」が私は大好きです!

私たちの生活はもちろん仕事の中でも

職場の人間関係、お客様との関係づくりにも

大きな影響を与える「ストローク」について

研修、トレーニングで熱くアツく語っております。

 

新入社員研修や接遇研修、コミュニケーション研修では

接遇マナー、ビジネスマナー、挨拶、基本行動や

人前で話す、話を聴くというトレーニングを行い

汗をかいた後や講義の中で自分を振り返るタイミングで

交流分析という心理学の基本となる

「ストローク」について研修生の皆さんと一緒に考え

意見交換しながら学びます。

 

バーン博士が開発した「交流分析」の基礎:ストローク理論

「交流分析」とは1950年代半ばに

アメリカの精神科医であった

エリック・バーン博士によって開発された

人の心と行動を快適にする心理学です。

 

「ストローク」とはもともと

「撫でる、さする」など

体を愛撫する意味の言葉ですが

交流分析では

「あなたがそこにいることに気付いていますよ」

「あなたの存在を認めていますよ」と

相手の存在や価値を認める様々な

刺激・人に伝える言動を

「ストローク」と呼びます。

 

人間は「ストロークなし」では

生きていけないとまで言われています。

 

例えば朝、職場で同僚に会った時に

皆さんが「おはようございます」と

元気に挨拶をしたにもかかわらず

相手の人から無視されるとどう感じるでしょうか。

 

「ムッとする」

「イライラする」

というような腹立たしい気持ちになったり

または

「悲しい気持ち」

「残念だ」

「つらい」嫌な気持ちになったり

 

優しい心の持ち主なら

「嫌われたかな?」

「何か悪いことしたかな?」と

心配になる人もいます。

 

決して良い気分になる人はいません。

不快な思いをさせてしまいます。

 

なぜでしょうか?

 

これは皆さんが同僚の方に

「あなたに気付いていますよ、存在を認めていますよ」と

伝えるために

「おはようございます」という言葉のストロークと

「笑顔、目線、お辞儀」など態度・表情のストロークを

送ったにもかかわらず

相手の方からはストロークが帰ってこない

「ノーストローク」が原因となって引き起こした嫌な感情です。

 

朝からこんなスタートでは

一日中、ムカムカ、イライラ

またはハラハラ、ドキドキが続き

気持ち良く仕事に集中できないことも…ありますよね。

 

ストロークを与えられない人は

残念ながら知らず知らずのうちに

「相手に不快な思いをさせてしまい」

周りから人が離れていきます。

 

人はストロークを求めてコミュニケ―ションを行う。

身体の栄養が不足すると

体調が悪くなったり、病気になるように

心の栄養素「ストローク」が不足すると

人は心に不調をきたしてしまいます。

 

「おはようございます」

「お疲れ様です」

「お先に失礼します。」

「お客様への丁寧な対応ありがとう。喜ばれていましたよ。」

「ご指摘ありがとうございます」

「ごめんなさい」

「よろしくお願いします。」

声をかけられるだけで

心には大きな栄養となります。

 

さらに笑顔やボディランゲージが加わった

心のこもった声掛けに喜びを感じない人はいません。

 

お互いに声を掛け合い、存在を認め合うこと。

ストロークの交換はお互いの心を満たします。

 

元気な挨拶、大きな返事、さわやかな笑顔など

「ストローク」が飛び交う職場は

気持ち良く仕事ができます。

 

雰囲気の良い職場、元気な職場では

気持ちの良い「ストローク」が飛び交っています。

 

訪問した取引先の担当者やお客様にも

その温かい雰囲気、明るい職場、活気ある職場は

自然と伝わります。

 

取引したい。

お付き合いしたい。

ここで購入したい。

こんな職場で働きたい。

企業イメージも当然よくなります。

 

職場でも家庭でも「ストローク交換」で心の栄養補給!!

新入社員・若手社員が緊張しながら

一生懸命報告をする時に

 

返事なし

目線合わせず

背中を向けたまま

肘をついて

足を組んで

 

聴く上司であれば

若い社員たちは

さらに気持ちも身体も

縮こまってしまいます。

 

反対に

身体を話す人に向け

しっかりと目を見て

身を乗り出して

頷き、相槌を打ち

 

「あなたの話を聴いていますよ。あなたの存在認めていますよ」

という姿勢・表情・態度で

ストローク全開で向かい合ってくれる上司と

どちらが報告しやすいでしょうか。

 

また、どんな些細なことに対しても

上司先輩の

「ありがとう」

の一言があるだけで

「自分はこの場で役立っているんだ。存在を認められているんだ。」と

スタッフは嬉しく思います。

 

部下後輩は上司先輩からの指摘や指導にも

笑顔で「ご指導ありがとうございました」とお礼を言えば

上司先輩も「もっと応援したい。成長させてあげたい」

思いますね。

 

忙しいビジネスシーンの中で

何でもかんでも常に

「笑顔で挨拶、笑顔のお礼」とは

いかなくても

「相手の存在を認める」ストロークが

あるかないかで

職場の人間関係も大きく変わります。

 

上司、先輩が部下・後輩へ

明るく声をかけていれば

当然、報告もしやすい

当然、相談もしやすい

全体への連絡もしやすい

 

職場内の「報告連絡相談」も

スムーズに行われます。

 

「ストローク」は職場だけではなく

普段の生活の中でも

たいせつな「心の栄養」です。

 

一番大切な家族に対してのストローク

大切なパートナー、両親など

身近な人へのストロークは

「甘えや、馴れ合い」でついつい

「節約」したり「いい加減」にしてしまいがちです。

 

今回、志賀島金印マラソンで

久しぶりに一緒に走った

妻の頑張る姿から

多くのことを学ばせてもらいました。

 

多くの笑顔、応援から感じたストロークについて書きながら

自分自身の

家庭内のストローク

両親へのストローク

友人知人へのストロークを

見直そうと背すじが伸びた

熱血モミアゲ講師でした。

 

 

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今林竜次

今林竜次

1967年福岡生まれ/蟹座A型/特徴:モミアゲ。2007年、講師として独立。サブフォーを目指すマラソン初心者/登山/サイクリング/シーカヤック/キャンプ/アウトドア人間。中学校のおやじの会会長、PTA会長。2016年福岡市おやじサミット実行委員長。人とワイワイ過ごすのが大好きな地域密着型おやじ。

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